交通事故による肉離れの治療

文責:院長 柔道整復師 高見 誠治

最終更新日:2024年05月27日

1 交通事故で肉離れになることがあります

 挫傷、いわゆる肉離れというと、スポーツで起こるというイメージをお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが、交通事故でも肉離れを起こしてしまうことがあります。

 肉離れはストレッチが不足した状態で急激な運動をしたり、強い力が加わったりすることで起こるケガです。

 交通事故においては、非常に強い力が突然加わります。

 例えば、交通事故において急ブレーキを踏んだ際に、足に強い力がかかってしまい、それが原因で肉離れを起こすことがあります。

2 肉離れを放置するリスク

 肉離れは、筋繊維が損傷したり、断裂したりしている状態を言います。

 交通事故の直後は混乱や興奮により痛みを感じにくく、また、そこまで強い力がかかったと自覚していないことも多いため、発覚が遅れるようなこともありますが、落ち着くにつれて痛みが出てきます。

 程度によって痛みは異なり、軽度であれば歩くこともできますが、重度になると激痛によって歩くことができなくなってしまいます。

 そして、足に体重をかけることで損傷が悪化することがありますので、痛みの自覚がない間や、痛みが軽いからと様子を見ている間に悪化させてしまい、後から痛みが酷くなることが考えられます。

 損傷が悪化すると、傷ついた部分の修復にも時間がかかり、場合によってはしこりや可動域制限等、影響が残るおそれもありますので、できるだけ早くから治療を受けることが大切です。

 接骨院でも肉離れの治療を受けることができますので、お早めにご相談ください。

 なお、接骨院での治療については、本来は施術という言い方をしますが、一般的には接骨院での施術のことも治療と呼ばれることが多いため、ここでは治療と記載します。

3 肉離れの治療

⑴ 応急処置

 肉離れになった場合は、できるだけ早い段階で応急処置を行うことが必要です。

 肉離れをした部位が炎症を起こし、熱を持っている場合には、アイシングを行い冷やすことにより、内出血や痛みを抑えていきます。

 内出血を抑える方法として、テーピングによる圧迫等を行うこともあります。

 また、日常生活の中で肉離れになった部位が動いたり、負荷がかかったりしないように、必要に応じて固定をすることもあります。

 

⑵ 痛みを抑えるための治療

 当院では、低周波や干渉波の機器を用い、痛みの抑制を図ります。

 お身体を動かさないようにしながら使用できますので、痛みが強い時期にも安心してお受けいただくことができます。

 

⑶ 筋肉の早期修復のための治療

 傷ついた筋肉を早期に修復していくために、手技を中心とした治療を行います。

 筋肉をほぐして血流をよくすることにより、自然治癒力の向上を図り、ケガの早期回復を目指します。

 また、引き続き干渉波や低周波といった機器や、超音波等の機器を用い、深部を刺激して組織の修復を促すこともあります。

4 交通事故による肉離れでお困りの方はご相談ください

 交通事故では特に強い衝撃を受けるため、肉離れが重度のものとなってしまうことも多いです。

 まずは当院で検査を受け、ケガの状態や今後の治療方法についてご説明をお受けください。

 少しでも早く日常生活に戻っていただき、今後も痛みの再発を心配せずお過ごしいただけるように、しっかりと対応させていただきます。

 脚に痛みがあると、日常生活での過ごし方についてもご不安に思われることがあるかと思いますが、当院がアドバイスさせていただきますし、ご質問に丁寧にお答えいたしますので、お気軽にご相談いただければと思います。

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